こんにちは!
佐世保の歯医者、ふくち歯科の院長のふくちです。
11月9日、
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った、コンポジットレジン治療の研修に行ってきました。
コンポジットレジンは、白い樹脂製の治療材料の総称です。欠損した歯や虫歯を修復する歯科治療材です。
詳しくは「ダイレクトボンディング」のページへ。
(コンポジットレジンは製品により、保険適応のものと、保険適応外のものがあります。)
今回もマイクロスコープの登場です。
東京のデンタルみつはしの三橋先生によるプライベートレッスンです。
三橋先生は、現在、私も所属している日本顕微鏡歯科学会の副会長を務められています。
マイクロスコープで小さなものを大きく、明るく、見る!
顕微鏡で見ると、ディスプレイに写っているように、約4倍から30倍ぐらいに拡大して見ることができます。
※違いが分かりやすいよう、あえて模型の歯の色とコンポジットレジンの色を変えています。
より精密に、美しく。
マイクロスコープを通して見ると、裸眼では確認できない小さな部分を、大きく、はっきりと、見ることができます。
これにより、虫歯の取り残しがないかを、確実に確認しながら治療ができます。
また、コンポジットレジンを過不足なく充てんすることができるので、段差も、でこぼこも少ない状態に仕上げられます。
そうすると、歯みがきの磨き残しも少なくなり、その結果、虫歯の再発を防ぐことができます。
マイクロスコープを使うことで、より精密で確実な治療、そして見た目もきれいな仕上がりを目指すことができます。
翌日は院内見学をさせていただきました。
歯科医師をしておりますと、診療中の他院を見学させていただくということがほとんどないので(同じ時間帯に自院も診療していますからね)、とても貴重な経験をさせていただきました。
また、夜の懇親会でも三橋先生は気さくに何でもお話ししてくださり、何から何まで大変勉強になりました。
三橋先生、貴重なお時間をいただきまして、本当にどうもありがとうございました。
華麗なミラーテクニック
今回は、マイクロスコープの実習を通し、歯科材料の上手な使い方を学びました。
また、左手に持つミラーの持ち方で苦手なところがあって、その克服が必要だと痛感しました。
トレーニングを積んで、華麗なミラーテクニックを目指します!
コンポジットレジンについて詳しくはこちら(ダイレクトボンディングのページへ移動します)