診察室
Examination Room
半個室でプライバシーを守ります。
治療室は半個室の作りになっており、入り口以外、隣とは壁で仕切りプライバシーを確保しています。
各部屋の正面の壁にはレントゲン画像を表示したり治療方法をCGで表示するディスプレイを配置しています。
レントゲン装置
X-ray System
パノラマレントゲン
被曝量はフィルムタイプのアナログレントゲンと比較して、約1/4~1/10
当院では、レントゲン装置は撮影から、現像まで全ての過程においてデジタル機器を導入しています。
デジタルのレントゲンは、被曝線量がフィルムタイプのアナログレントゲンと比較して約1/4~1/10程度と少ないのが大きな利点です。
また、現像にかかる時間も約1/40ほどですみ、フィルムと異なりデータで管理するため劣化がありません。
何年も管理ができますので、治療経過などを蓄積していくことでより正しい判断が可能となります。
電子カルテ
Electronic Medical Records
データを蓄積し、経過から、正しい治療方針を導きます。
診療による結果や治療の経過、レントゲンなどの撮影データは一括して電子カルテで管理しています。
過去の経過から、より正確な治療方針を導いたり、処理時間を短縮できるので、患者様との問診の時間を増やせます。
また、院内スタッフが患者様の症状に対して共通の認識で治療に関わることができるようになるなど大きなメリットがあります。
マイクロスコープ
Surgical Microscope
余分な歯を削ることなく、精度の高い治療を実現します。
全国約7万軒の歯科医院で、マイクロスコープの普及率はわずか6%程度。
それでも精度の高い治療をおこなうために、マイクロスコープは不可欠だと私たちは考えています。
マイクロスコープを使用すれば、口内を明るくしながら、肉眼の20倍まで拡大して治療することができます。
従来の根管治療は、肉眼では見えにくく、歯科医の勘や経験に頼っていましたが、
マイクロスコープを使うことで、治療の成功率を高めながら、歯の寿命を延ばすことができます。
滅菌消毒
Instrument Sterilization
安全性を高めるため、減菌と消毒に努めています。
過去に米国で、歯科医院での治療を受けた患者がHIVとC型肝炎ウイルスに院内感染していた事件がありました。
このようなことが起きることがないように、私たちは衛生管理に力を入れ、減菌消毒に取り組みながらと、院内感染対策を行っています。
例えば、器具に付着した細かな汚れを取り除く超音波洗浄機薬液には血液などのタンパク質を分解する酵素を用いたり、
洗浄した器具はシーラーで袋詰めにし、オートクレーブ減菌処理を行っています。
診察室設置の洗浄が不可能な機器には、手を触れる部分などにシールを貼り、患者様ごとに取り替えるように配慮しています。