こんにちは!
佐世保の歯医者、ふくち歯科の院長のふくちです。
新しい機械を導入しました。
ペンシル形の小ぶりな機械で、
先っちょもあっさりしたデザインですが、
バリオサージ3は、超音波振動という、
人の目では追えないくらいの細かな振動を使って、
骨や歯などの硬いものを削ります。
それなのに、
歯ぐきなどの柔らかいところは傷つけにくい、という特徴があります。
まさか、と思いますよね。
そこで、
生玉子を使って実験しました。
こちらをご覧ください。
※大きめの音がでます。
玉子内部の薄皮は残したまま、外側の硬い殻のみを削っています。
外側を一周削っても、玉子は離れることなく、薄皮のみでつながっています。
これは
私の削りテクニックが超絶だからではなく、
この機械が、
硬いところと、
柔らかいところを
区別して削ってくれているからです。
※大きめの音がでます。
機械の先端が、指先に触れても、傷つけにくいということがわかりますね。
※実際、このとき私の指は無事でしたので、ご安心ください。
歯科用ドリルとの違い
一般的に歯や骨などの切削には、歯科用のドリルが用いられるのですが、
ドリルの先端をくるくる回転させて穴をあけたり削ったりするので、
硬いところだけでなく、歯ぐきや血管、神経なども切れてしまいます。
そのため、インプラント治療や、親知らずの抜歯の場合など、
必要に応じて歯や骨を削るとき、周囲の歯ぐきをやむを得ず傷つけてしまう可能性があります。
一方、
超音波振動のバリオサージ3なら、そのような柔らかいところを傷つけず、
目的の部分のみを切削することができるので、
安全性が高いと評価されています。
さらに、
この機械による切削は、ドリルに比べ、歯や骨などの硬いところへの負担も少ないため、
術後の痛みも軽減されることも期待されます。
ダメージが少ない分、痛みも少ない、ということですね。
お口のことでお悩みのある方、
お口に違和感をお持ちの方、
そろそろなんとかしないと、とお思いの方、
どうぞお気軽にご相談ください。
お電話、お待ちしております。
出典:株式会社ナカニシ http://www.japan.nsk-dental.com/