診察室
Examination Room
半個室でプライバシーを守ります。
治療室は半個室の作りになっており、入り口以外、隣とは壁で仕切りプライバシーを確保しています。
各部屋の正面の壁にはレントゲン画像を表示したり治療方法をCGで表示するディスプレイを配置しています。
当院のレントゲン装置は撮影から、現像までの全ての過程においてデジタル機器を導入しています。
一台でCT パノラマレントゲン セファロレントゲンの撮影が可能なレントゲン撮影装置です。
電子カルテ
Electronic Medical Records
データを蓄積し、経過から、正しい治療方針を導きます。
診療による結果や治療の経過、レントゲンなどの撮影データは一括して電子カルテで管理しています。
過去の経過から、より正確な治療方針を導いたり、処理時間を短縮できるので、患者様との問診の時間を増やせます。
また、院内スタッフが患者様の症状に対して共通の認識で治療に関わることができるようになるなど大きなメリットがあります。
滅菌消毒
Instrument Sterilization
安全性を高めるため、減菌と消毒に努めています。
過去に米国で、歯科医院での治療を受けた患者がHIVとC型肝炎ウイルスに院内感染していた事故がありました。
このようなことが起きることがないように、私たちは衛生管理に力を入れ、減菌消毒に取り組みながらと、院内感染対策を行っています。
例えば、器具に付着した細かな汚れを取り除く超音波洗浄機薬液には血液などのタンパク質を分解する酵素を用いたり、
洗浄した器具はシーラーで袋詰めにし、オートクレーブ減菌処理を行っています。
診療室設置の滅菌が難しい診療機器には、手を触れる部分などにシールを貼り、患者様ごとに取り替えるように配慮しています。
医療用器具洗浄機(速洗)
専用アルカリ洗剤と熱水で器具の汚れを洗浄
滅菌前の器具に汚れ(=有機物)が残っていると、その後の滅菌効果が低くなってしまいます。
そこで、滅菌前にパワフルな水圧と、歯科特有のタンパク質をターゲットにした専用アルカリ洗剤と熱水で器具の汚れを洗浄する専用機器です。
超音波洗浄器(DCウルトラソニック)
超音波で手では落としにくい汚れもしっかり洗浄
超音波によって発生した気泡が破裂するときに生じる衝撃波で物体の表面の汚れを引き剥がす「キャピテーション効果」を使用して落とします。
人の手では洗いにくい場所や、こびりついた汚れも取ってくれます。
ハンドピースメンテナンス装置(ルブリナ2)
治療台3台に対し、滅菌したハンドピースを40本以上常備
ハンドピース(虫歯を削る装置や歯石取りの装置の先端部分)の注油・洗浄を自動で行う機器です。
通常の洗浄では対応できないハンドピース内部の隅々まで、しっかりと注油・洗浄し、手差しのように、人による作業のバラつきが無く安定したメンテナンスを行います。
ハンドピースは使用した都度、表面の洗浄と内部の注油・洗浄後にパッキングを行いオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にて滅菌処理を行います。
ハンドピースは使用後にその都度、洗浄・滅菌を行います。当院のユニット(治療台)は3台ですが、ハンドピースは40本以上取り揃え、常に滅菌した器具が使用できるように余裕を持って診療に取り組んでいます。
その他院内機器
Others
歯科用多目的超音波治療器(バリオスコンビpro)
歯石除去や着色クリーニングに活躍
超音波スケーラー(歯石取りの装置)とパウダーハンドピース(歯の着色を除去する装置)が一体となった装置です。
歯のクリーニングに使用します。
炭酸ガスレーザー(オペレーザーLite PLUS)
治癒促進や痛みの軽減、止血などに活躍
レーザーは出力を変えることで、様々な治療に使用します。
例えば、外科処置後の治癒促進作用や痛みの緩和や
歯ぐきの色を改善するためにメラニン色素除去などに用いています。
口腔内撮影用カメラ
撮撮影することで口腔内の状態をしっかり理解
口腔内撮影用に調整されたカメラです。
専用のフラッシュ装置とレンズが組み込まれています。
治療前後の口腔内状態を記録するために使用します。
技工用吸引装置(PAWACOM)
院内の衛生管理を徹底
入れ歯などの調整で削ったときに出る粉塵を診察室内に撒き散らさないように吸引します。
入れ歯などを削る際には口腔外バキュームでは吸引が不十分ですので、パワコンのボックス中で削るようにしています。