こんにちは!
佐世保の歯医者、ふくち歯科の院長のふくちです。
11月2日、
神奈川県のデンタルアーツアカデミーにて、歯科用顕微鏡を使った根管(こんかん)治療について、勉強してきました。
3ヶ月前にもこちらで同様のセミナーを受講したわけですが、その時の内容は基礎編でした。
今回は難易度が一気に上がる難症例編です。
根管治療とは、すなわち歯の内部(神経)の治療
歯の表面からは見えませんが、
歯の中、根っこの内部にまで神経や血管が通っていて、ここが細菌に感染すると腫れたり、痛みが出ます。
虫歯を放っておくと、歯の根の内部、奥の方にまで虫歯菌が広がってしまうのです。
こう書くだけでも、なんとなく歯が痛くなってくるような気がしますね。
そこで、今回は、歯の中や根っこの内部で悪さをするものをマイクロスコープを使って取り除くトレーニングをします。
本物の歯の代わりに
3Dプリンターで作製された歯の模型を使って実習します。
今回は 根管内に存在する異物を取り除くトレーニングです。
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ) を使用することで、細く、真っ暗な根管内を明るい状態で拡大して観察することが可能となります。
今回トレーニングする治療方法 はマイクロスコープがないと不可能です。
専用の道具をいくつか使って行います。
朝から夕方までひたすらマイクロスコープを覗きこみました。
その結果!
無事、修了証書をいただけました。
改めて、最適な道具を選ぶことの大切さ、自分なりのアプローチの仕方をイメージすることの大切さを学ぶことができました。
デンタルアーツアカデミーの寺内先生、どうもありがとうござました!