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部分入れ歯

 

こんにちは!

佐世保の歯医者、ふくち歯科の院長のふくちです。

 

昨年、福岡の補綴(ほてつ)研修会で作成した実習模型を使って、

部分入れ歯について見ていきましょう。

真ん中の、棒が刺さっている薄ピンクの模型を例にします。

 

残っている歯が8本です。

奥歯が1本だけ残っていますが、このままでは上手に噛めないですね。

 

 

 

今回は、残った歯のうち、3本の治療が必要という想定で、

3本の歯にそれぞれ金属の冠をかぶせました↑。

 

その後、部分入れ歯の土台となる金属を、お口に合わせて作ります。

 

先ほどの模型にセットしてみます。

 

 

こうなっていたところに、

 

部分入れ歯の土台が入りました。

 

このあと、歯ぐきの部分や、歯の部分を作って完成します。

この土台や歯に掛ける金具の合い具合が、入れ歯の出来にとって重要になります。

患者様おひとり、おひとりのお口の状況に合わせて、土台から作ります。

いわば、オーダーメイドされている、ということですね。

 

以上の作業は歯科技工士さんに作製してもらいますが、今回は勉強のためすべて自分で作りました。

自分で作ることで、入れ歯を作る工程が深く理解でき、歯科技工士さんとのコミュニケーションが向上します。