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滅菌(めっきん)ってご存じ?

 

こんにちは!

佐世保の歯医者、ふくち歯科の院長のふくちです。

 

先週、

滅菌(めっきん)の機械が故障してしまいました。

 

 

「滅菌」という言葉、

あんまり聞いたこと無いですよね。

 

 

【滅菌(めっきん)】(weblio辞書)

熱・薬品・放射線などで細菌を死滅させること。

殺菌。

 

 

 

医療機関において、

滅菌はとても大事な作業です。

 

 

では、

今回は滅菌をテーマに、

患者様の前に診療器具が並ぶまでを

一緒に見ていきましょうか!

 

※壊れた滅菌機は修理に出していて、今は代替品を使用しています。

 

 

 

 

歯医者さんでは、

患者様を診察するときに

必ずご用意するものがいくつかあります。

 

こんなふうに。

 

 

今日の主役はこちら。

 

 

スポットライトをあててみました

 

 

「基本セット」と呼ばれるもので、

全ての患者様において使用します。

 

 

なぜ袋に入ってるのでしょうね。

 

 

6つの道具が

ひとつの袋に入れられています。

 

 

使用後。

 

 

使ったあとは

問答無用で洗います。

 

 

きれいに洗います。

 

 

 

専用の洗浄マシーンの中へ。

 

 

 

高温水と強い洗剤で10分で完了です。

 

 

だけど、洗うだけでは不十分です。

 

 

 

見た目はきれいになりましたけど、

目には見えない

細菌や、ウイルスが

付着したままの可能性があります。

 

 

それらが付着した器具を通して、

ほかの人へ

病気を感染させてしまうかも、

しれません。

 

 

 

そこで、

毎回滅菌処理をする必要があるのです。

 

 

 

【滅菌(めっきん)】(weblio辞書)

熱・薬品・放射線などで細菌を死滅させること。殺菌。

 

 

 

器具の大きさに合わせて袋を選びます。

 

 

袋に入れることにより、

滅菌後の再汚染を防ぐことが出来ます。

 

 

洗浄した器具を中に入れます。

 

 

 

口を閉じます。

 

 

 

滅菌器に入れて、

 

 

 

135℃で3分間滅菌します。

 

 

そうして、

次の患者様のもとへ戻ります。

 

 

スポットライトをあててみました。

 

 

 

このような一連の作業を

毎日行っています。

 

 

滅菌は地道な作業ですが、

患者様にとっても、

中で働く私たちにとっても、

ウイルス感染を予防するため、

とても大事なのです。