こんにちは!
佐世保の歯医者、ふくち歯科の院長のふくちです。
歯科関係者7名、ヨーロッパで研修してきました
3月18-24日、1週間かけて、ドイツ、リヒテンシュタイン公国、スイスの3ヶ国を巡りました。
大忙しの日程ではありましたが、現地歯科医院の視察、国際デンタルショーの見学、歯科メーカーの工場見学やチューリッヒ大学での講義を受け、大変刺激を受けて帰ってきました。
ドイツで歯科医院視察!
ドイツでは、クルバード先生の歯科医院の視察と、最新のセラミック治療に関する講義を受けました。
クルバード先生はセラミック治療の世界的権威です。
ケルン国際デンタルショー(IDS)へ!
ケルン国際デンタルショーは、歯科業界で世界最大の展示会です。
世界中から革新的な最新技術や、製品が集まり、毎回大きな注目が寄せられています。
前回は2015年に開催され、その時は、59ヵ国から2,199社が出展し、152ヵ国から約139,000人の業界関係者が来場したそうです。
各メーカーのブースが、広大な会場にひしめきあい、熱気に溢れていました。
イボクラビバデント社訪問!
翌日、世界的な歯科材料総合メーカーのイボクラビバデント社を訪問しました。
当医院でも、イボクラ社製のセラミックを使用しています。
リヒテンシュタイン公国にある本社工場の見学と、そちらに併設された研修センターでセミナーに参加しました。
オートメーション化された工場で大量生産されている、と思っていましたが、思いのほか人の手による工程も多かったです。
厳しい品質管理の下、ひとつひとつが丁寧に作られていました。
チューリヒ大学歯学部を見学!
その後、スイスのチューリッヒ大学へ移動し、歯学部の見学と、教授による症例発表がありました。
スイスでは、幼稚園から大学まで、授業料が無料なのだそうです。
駆け足の日程でしたが、3か国を巡り、国ごとに異なる医療制度や教育現場でのカリキュラムなど、日本との違いがより鮮明に感じられました。
休診中は皆様にはご迷惑をお掛けいたしましたが、その分たくさんの事を吸収して帰国することができました。
どうもありがとうございました。思いきって行ってよかったです。
今の私にできることは、歯科の勉強を怠らず、ブラッシュアップし続けることしかないと改めて思いました。
自分が海外で得たものを少しでも皆様にお返しできるよう、日々精進して参ります。