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歯の神経の治療について勉強してきました@神奈川

 

 

こんにちは!

佐世保の歯医者、ふくち歯科の院長のふくちです。

 

神奈川県にあるデンタルアーツアカデミーへ、

歯の神経治療の勉強に行って来ました!

 

 

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根管治療(歯の根の治療)についてはこちら

 

ところで、歯って神経が通ってるの?

 

歯の表面からは見えませんけど、

ちゃんと通っていますよ。

歯の中には、この赤い糸のように神経が通っています。

 

 

だから、

冷たいものや温かいものを食べた時、

その刺激(しみる感じ)を、

歯でも感じるでしょう?

 

 

ちょっと話がそれますが、

虫歯のある方に伝えておきたいこと。

 

虫歯を放っておいたり、

治療途中のままにしておくと、

この神経に、

虫歯が達することがあります。

 

これがやっかいなんです・・・。

 

それも、とっても。

 

黒い虫歯が神経に達すると・・・・

 

 

虫歯が歯の内部の神経まで達したら、

がまんができないくらい

すーーーーーーーーっごく、

痛くて、

大人でも涙がでてきます。

 

 

ちゃんと歯みがきすればよかった、

と後悔しても、

もう手遅れです。

 

お薬を飲んでも、

急に心をいれかえて、

歯みがきをはじめてみても、

治りません。

 

もはや、

自分ではどうすることもできませんので、

歯医者さんへ行きましょう。

 

 

 

さらに、話はそれますが、

歯医者さんでは、どんな治療をするのでしょうか。

 

上のイメージ図の、

「汚染された歯髄」と、

「根の先にたまった膿」が、

悪さをしているので、

全て除去する必要があります。

 

超極細の、

針のような形をした

専用の道具を使って、

除去していきます。

 

 

なぜなら

歯の神経は

歯の内部にあって、

とーーーーーーーーっても細いからです。

 

 

 

そう、

歯の内部にあって、

暗くて、細くて、見えにくい。

そんなときは、

顕微鏡の出番です。

 

前置きが長くなりましたが、

それが、今回の研修のテーマでした(笑)。

勉強会で使ったマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)

 

 

 

歯の神経の治療に

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使うと、

 

極細の患部も、

大きく、明るく、見えるので、

治療の成功率が上がります。

 

 

治療の成功率が上がれば、

抜歯をせずに、

自分の歯を残すことができます。

 

見えるぞ、見えるぞ。

 

 

 

今回の研修では、

マイクロスコープを使って、

様々なケースを想定した

歯の神経の治療について、勉強してきました。

 

 

 

歯ぐき側から穴をあけ、根の先端部にアプローチする訓練。

 

 

 

今回も満員御礼!お疲れ様でした!

 

 

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